【さいたま市緑区】JR東浦和駅前ロータリーにある「見沼の竜神」へ行ってきました!
さいたま市に伝わる「竜神伝説」。これに関連した竜神の頭部の石像がさいたま市緑区に設置されています。
場所は、JR東浦和駅前ロータリーです。浦和東ロータリークラブの創立40周年記念事業として建てられた旨が書かれていました。石造の名前は、「見沼の竜神」です。「竜神伝説」が残るスポットを記した地図も書かれていました。尚、こちらは「浦和くらしの博物館民家園」の奥に設置されているボードと同じものになります。ボードも浦和東ロータリークラブの40周年記念事業で設置されたものなので、同時期に造られたものと思われます。
石造なので、少し読みにくいかもしれませんが、さいたま市緑区の「厳島神社」に伝わる「美女と馬子」の話が書かれていました。
馬子(馬をひいて人や荷物を運ぶことを職業とした人)に、「馬に乗せて欲しい」と頼む美しい娘。馬子が娘を馬に乗せると、娘はお礼に小箱渡す。「この小箱は決して開けてはなりません。」との言葉とともに。馬子は主人に小箱を渡し、言づけを伝える。すると、その家は何をやっても成功し、みるみるうちに大いに栄える。しかしある日、主人が小箱を開けてしまうと、失敗続きとなり、家は衰退の一途を辿ってしまう。その小箱の中に入っていたのは「竜の鱗」であった。
さいたま市にはこのような「竜神伝説」が今も言い伝えられているだけでも17~19程あると言われています。JR東浦和駅前ロータリーに建てられた「見沼の竜神」は、それを記した石造となります。天気のよい日、ステイホームの運動不足解消も兼ねて、東浦和のまちや「竜神伝説」巡りをしてみるのはいかがでしょうか?尚、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、会話をする際などはマスクを着用するなどの配慮をお願いします。
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