【さいたま市浦和区】「ヤブカンゾウ」の見頃は6月下旬~7月上旬!ゲンジボタルにも出会えるかも?「トンボ池」と「ホタル池」
見沼代用水西縁の「木崎橋」橋の近くにある「トンボ池」と「ホタル池」をご存知ですか?「世界かんがい施設遺産 見沼代用水」と書かれた石碑が建てられた場所で、道が二股に分かれています。見沼代用水があるのは写真の右側の通りになりますが、今回は左側の通りを紹介します。この辺りは、NPO カンゾウを育てる会によって自然が守られつつ整備をされている場所になるようです。昔から自生していた「ヤブカンゾウ」を守り、日本一の群落作りを目指す活動も行われているそうです。「ヤブカンゾウ」の別名は、「忘れ草(ワスレグサ)」。忘れ草という別名は、「この美しい花を見ていると物も忘れる」と言う故事から来ているともいわれているそうです。かつて、万葉集や古今和歌集、新古今和歌集などにも歌として多く詠まれてたそうです。また、歌にも詠まれているようですが、朝に花が咲いたヤブカンゾウは夕方には散ってしまうといわれており、一日花としての儚さも持ち合わせていたようです。現在では、数日咲くヤブカンゾウも確認されており、一日花と言えるかどうかは難しいところのようです。ヤブカンゾウも咲くこの地に整備された池、それがこちらの「トンボ池」です。この時期は「ザリガニ」も生息し、ザリガニ釣りスポットとしても親しまれているようです。訪れたときは、トンボ池まわりの紫陽花の花がちょうど見頃を迎えていました。トンボ池を先へ進むと、「ホタル池」があらわれます。こちらでは、ゲンジボタルが観測されているようです。ホタル池から流れ出る水のせせらぎを聞くことができました。こちらへ行かれる際は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、会話をするときなどはマスクに着用に配慮をお願いします。また、暑い日が増えているので、こまめに水分補給を行うなど、熱中症にもお気をつけください。
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