【さいたま市緑区】時を超える花・「行田蓮(古代蓮)」を見に、「浦和くらしの博物館民家園」へ
国道463号 越谷街道沿い、下山田新田エリアにある、民家などを野外で展示する博物館「浦和くらしの博物館民家園」。写真のマップ内、赤く囲ったところにある“池”では、やや濃いめのピンク色の花が最盛期(2025年7月上旬時点)を迎えています。
気になるその花とは、「行田蓮(古代蓮)」です。「行田蓮(古代蓮)」と言えば、行田市の「古代蓮の里」が有名ですが、こちらの花は、まさにその行田市の教育委員会より、1995年(平成7年)に、「浦和くらしの博物館民家園」の開館に際して寄贈された「行田蓮(古代蓮)」です。
寄贈された翌年に花を咲かせた「行田蓮(古代蓮)」は、以降、ボランティアの方々の手によって大切に育てられ、今では、毎シーズン(6月下旬~7月中旬頃)美しい花を咲かせています。
「行田蓮(古代蓮)」は、原始的な形態を持つ1400年から3000年前の「蓮」であると言われています。また、「古代蓮の里」にほど近い公共施設建設の工事の際に、偶然出土した種子が自然発芽し甦り、池に開花しているのが発見されたことから、「時を超える花」とも言われています。
暑い日が続いていますが、今だけの景色を楽しみに、「浦和くらしの博物館民家園」へ出かけてみてはいかがでしょうか?
「行田蓮(古代蓮)」を見学される方へ
☆「行田蓮(古代蓮)」花は午前中が見頃です。午後になると、花が閉じてきます。
☆蓮池の柵を乗り越えての見学はとても危険です。おやめください。
☆熱中症対策を忘れずに。こまめな水分補給をお願いします。
「浦和くらしの博物館民家園」はこのあたり↓