【さいたま市緑区】\年に一度の貴重な機会!江戸時代の光景を令和に再現/8月21日、国指定史跡 見沼通船堀の東縁で『閘門開閉実演』が行われます
2019年10月に、テレビ東京「出没!アド街ック天国」で放送された『埼玉の自由が丘?鎌倉?「浦和」』でも紹介されたほか、小学3年生の国語の教科書にも掲載されている、国指定史跡「見沼通船掘」。
「見沼通船堀」は、1731年(享保16年)に完成した閘門式運河(こうもんしきうんが)で、芝川を挟み、東縁(ひがしべり)と西縁(にしべり)に分かれ、堀の長さは東縁が約390m、西縁が約650mあります。そして「見沼通船堀」の最大の特徴は、見沼代用水と芝川との3mの水位差を克服するしくみです。
「見沼通船堀」では、東縁と西縁のそれぞれ2ヵ所に閘門を設置し、水位を調整して船を通しました。閘門は、水位差の大きいところに関(水門)をつくって水位を調整し、船を通す施設のことです。「見沼通船堀」の閘門は、芝川側から順に一の関、二の関と呼んでいます。「見沼通船堀」は閘門式運河として、日本有数の古さであり、江戸時代中期の土木技術の高さが評価されています。
その「見沼通船堀」では、例年、8月に『閘門開閉実演』が行われています。2024年8月も2023年に引き続き開催されることが発表されています。江戸時代当時の光景を令和に再現する、貴重な機会となっています。ぜひ一度ご覧ください。
国指定史跡 見沼通船堀『閘門開閉実演』
☆とき:2024年8月21日(水) 10:00~/13:00~ ※各回1時間10分の実演を予定
☆天候に関して:雨天時および渇水時は中止。当日の開催の可否についてはさいたま市ホームページをご確認ください。また、日陰が少ないため、熱中症対策をお願いします。
☆場所:見沼通船堀 東縁一の関・二の関間
☆内容:東縁一の関の開閉による水位調節/東縁一の関と二の関の間での復元船の航行/市指定無形民俗文化財「見沼通船舟歌」と歌にあわせた踊りの披露/鈴木家住宅附属建物の特別公開(通常は土日のみ)
☆申し込み:不要
☆最寄り駅:JR東浦和駅(見沼通船堀 東縁一の関・二の関間までは徒歩15分ほど)
☆駐車場:なし
8月21日(水)にさいたま市緑区の見沼通船堀東縁で閘門開閉実演が行われます。このイベントは、3mの高低差がある芝川と東縁を閘門に水をせき止めることで舟を上下させ、物資の輸送をしていた江戸時代当時の光景を再現するものです🚢
詳しくはさいたま市HPをご覧ください。https://t.co/g1zifAomy8 pic.twitter.com/QBIbkoSQOJ
— 【公式】見沼代用水土地改良区 (@minuma_official) August 5, 2024
情報を提供いただき、ありがとうございました!
「見沼通船堀 東縁」はこのあたり↓